18日の日経平均株価は、日銀は金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定したが、市場予想通りでイベント通過が買い気につながり、上げ幅を拡大、後半も高値が続き、終盤には、株価指数先物買いを交えて一段高で、前日比212円08銭高の1万8199円17銭と大幅反発。終値で16日の昨年来高値1万8004円77銭を更新し、07年7月17日(1万8217円27銭)以来7年7カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は27億2387万株、売買代金は2兆8050億円。騰落銘柄数は値上がり1319銘柄、値下がり426銘柄、変わらず117銘柄。市場は、需給相場の色彩が強い。TOPIX先物の強さが目立ち、公的年金など大きなマネーが動いているとみられる。ギリシャ問題で再び揺れることもあろうが、それも一時的だろう。下値抵抗力は強く、上値に期待が掛かると言う。
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤、押し目買いや買い戻しが入ってやや値を戻した。午後5時現在、1ドル=119円18~18銭と前日比67銭のドル高・円安だった。始まりは、119円10~30銭台での小幅な値動き。正午前、日銀の金融政策決定会合の結果が発表されると一瞬118円90銭前後まで値を下げた。その際はすぐに値を戻したものの、午後に入ると売り優勢となって、119円を割った。黒田東彦日銀総裁の記者会見が始まると急速に値を戻したが、午前中もみあった水準で頭打ちとなったようだ。
今日のトヨタはドル高反映で大幅高だったが、三菱重工は小幅な上昇に止まった。逆にコマツは小幅な下落で三者三様の結果になったようだ。
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