10日の日経平均株価は、ギリシャ問題やら休日前の手控えなどが影響して、前日比59円25銭安の1万7652円68銭と3営業日ぶりに反落。後場の安値は午後1時1分の1万7554円40銭(同157円53銭安)だった。東証1部の出来高は20億475万株、売買代金は2兆1654億円。騰落銘柄数は値上がり906銘柄、値下がり819銘柄、変わらず137銘柄。市場は、力強さはないが、安くなれば、指値買い注文が増えてくる。債券先物売り・株価指数先物買いの動きや、日銀のETF買い期待などが下支えしている。現状の相場水準なら、週末のSQ(特別清算指数)算出は波乱なく通過すると見られるが、レンジ内の動きから脱出するにはきっかけが欲しいと言う。
10日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、欧州勢などから買いが入って強含みとなった。午後5時現在は1ドル=118円73~73銭と前日比22銭のドル安・円高だった。始まりは、118円60銭前後で推移し、仲値にかけては実需の売りなどが出て軟化。以後は118円50銭を挟んだ上下10銭程度の狭いレンジ内での推移が続いたが、午後4時すぎからは欧州勢などから買いが入って値を戻した。米国の景気鈍化懸念は、前週末の米雇用統計発表を経て後退。前日同様、ドル円は日中に底堅さが見られたことなどから、終盤戻り歩調となった。しかし、118円70銭近辺で頭打ちとなり、上値の重さも前日と同じだった。ギリシャ支援問題に加え、ウクライナ情勢も緊迫しており、リスクオン地合いにはなりにくいという。
今日のトヨタは小幅な上昇で引けたが、三菱重工とコマツは小幅な下落で終わっている。相場が手控えムードではこんなものだろうか。
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