9日の日経平均株価は、為替とともに相場も小動きに終始して、前週末比63円43銭高の1万7711円93銭と小幅に続伸して取引を終了した。東証1部の出来高は20億755万株で、同売買代金は2兆1752億円。騰落銘柄数は値上がり1211銘柄、値下がり539銘柄、変わらず112銘柄だった。市場は、前場に買い先行でスタートしたものの、1月28日の直近高値1万7850円59銭を抜けず、上値の重さが意識されたようだ。後場に入ると手掛かり材料難から、様子見気分が広がったと言う。


9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に入って下げ一服となり、終盤は欧州勢などから買いが入って戻り歩調となった。午後5時現在は118円95銭~119円00銭と、前週末比では1円58銭の大幅ドル高・円安だった。前週末の欧米市場で大きく上昇したため、午前中は利益確定の動きなどに押される展開となり、正午前後には118円70銭台まで下落した。ただ、午後は売りも落ち着き、午後4時ごろからは下値の堅さを見た欧州勢などの買いで119円近辺まで戻す場面もあった。雇用統計を経て米国の利下げ後ずれ観測はひとまず後退し、前週こう着したレンジから一段上に抜け出した。もっとも、ギリシャ情勢には目立った進展はなく、前週末の中国では貿易額が前年実績を下回って景気減速を印象付けるなど、米国以外の景気の頼りなさは相変わらずだった。9日の東京市場も終盤、119円に接近すると上値の重さが見られ、依然、上値追いには慎重な様子がうかがわれると言う。


今日のトヨタはしっかり、それなりに値を上げて引けている。三菱重工も小幅ながらまあしっかり、コマツも小幅ではあるが値を上げた。


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