4日の日経平均株価は、米国株高など好地合いに乗って株価は値を伸ばし、その後やや伸び悩んだものの、前日比342円89銭高の1万7678円74銭と3日ぶりに大幅反発。終値での1万7600円台は1月30日(1万7674円39銭)以来3日ぶり。東証1部の出来高は27億2707万株、売買代金は2兆8072億円。騰落銘柄数は値上がり1542銘柄、値下がり250銘柄、変わらず70銘柄。市場は、原油上昇、欧米株高効果に加え、アジア株がしっかりした足どりで、買い安心感を誘った。ただ、日経平均1万7800円に近づくと上値が重くなる。さらに戻りを試すには、インパクトのあるきっかけが欲しいところだと言う。


4日の東京外国為替市場のドル円相場は、利益確定やポジション調整の売りが強まり、1ドル=117円台半ばに伸び悩んだ。午後5時現在は117円53~53銭と前日比32銭のドル高・円安だった。ドル円は早朝、117円60銭前後で推移。日経平均株価が大幅高となったのを受け、午前11時前後に118円前後まで上昇した。その後はしばらく117円90銭前後でもみ合ったが、午後は利益確定や調整のドル売り・円買いが強まった。株価が上げ幅を縮小したこともあり、夕方にかけては117円40~50銭台まで値を下げた。午前中のドル円は堅調だったが、118円にしっかり乗せられなかったことで上値の重さが意識されたようで、午後は利食い売りが強まった。日中は日銀の黒田総裁、岩田副総裁の発言が断続的に伝わったが、全体的にすぐに追加緩和に動くとは受け止められず、ドル円の上値を重くしたと言う。足元では日米の長期金利の格差が縮小しており、ドルが上値を追う雰囲気になりにくいようだ。


今日のトヨタは大幅に値を上げて引けている。三菱重工は第3四半期累計連結純利益9.0%減 711億7100万円となったのが嫌気されたのか、大幅に値を落として引けている。コマツはこれも大幅に値を上げているのは結構なことだ。


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