3日の日経平均株価は、売り買い交錯の状態から先物に売りが続き、下げ幅を拡大して、前日比222円19銭安の1万7335円85銭と大幅続落。終値での1万7400円割れは1月22日(1万7329円02銭)以来8営業日ぶり。東証1部の出来高は27億5819万株と今年最大となり、売買代金は2兆6958億円。騰落銘柄数は値上がり334銘柄、値下がり1454銘柄、変わらず74銘柄。市場は、新発10物年国債の入札が不調に終わり、債券先物が売られ、円高・株安に振れた。リスクオフ的なポジション調整売りだが、緩和マネーは潤沢であり、さほど下値不安はないと言う。
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤、欧州勢などから買い戻しや押し目買いが入ってやや下げ渋った。午後5時現在は1ドル=117円21~23銭と前日比36銭のドル安・円高だった。始まりは、117円60銭前後で推移。米国のさえない経済指標などを背景に午前中から軟調な展開となった。昼すぎに豪中銀が利下げを発表すると下げ渋ったが、午後1時前から再び売りが強まり、日経平均株価の下げと相まって下げ幅を広げた。116円台に突っ込むと押し目買いや買い戻しが入ったほか、オプション絡みの動きも抵抗として働いて下げ止まったが、戻りを試すような強さもなく、上値は重かった。ドルは、116円台では買いが入っており、今のところ昨年末からの三角もちあいの下値のトレンドラインは崩れていないが、上値の重さが徐々に強まっている感じがあり、実需の買いが入らなくなると115円台まで押される可能性もあると言う。
今日はトヨタ、三菱重工は枕を並べて討死、大きく値を下げた。しかし、コマツはしっかりと値を上げているがこの辺は背景の違いだろうか。
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