27日の日経平均株価は、前場から好地合いが続き、底堅さを増し、先物に買いが入って大きく値を伸ばし、前日比299円78銭高の1万7768円30銭と大幅反発し、ほぼ高値引け。終値では、昨年12月26日(1万7818円96銭)以来1カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は21億8681万株、売買代金は2兆1951億円。騰落銘柄数は値上がり1506銘柄、値下がり267銘柄、変わらず90銘柄。市場は、堅調な動きだ。後場は先物に引っ張られた面はあるが、現物の指値注文でも売り以上に買いが増えている。昨年12月高値を抜くだけの材料は見当たらないが、本格化する主力企業決算が市場コンセンサスを上回り、指数に好影響をもたらすかが注目されると言う。
27日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、欧州勢などから売りが出て軟調な展開となった。午後5時現在、1ドル=118円03~04銭と前日比14銭のドル安・円高だった。始まりは、118円40~50銭台で推移し、仲値前にかけて強含んだが、その後はじり安展開。118円10銭台で踏みとどまると午後はしばらくもみ合いが続いたが、午後3時半すぎごろになると売りが強まり、一時は118円を割り込んだ。甘利経済財政相が日銀の物価目標について、厳格な期限をコミットしているわけではないと発言したことで追加緩和期待が後退し、午前中から売り物がちとなったドル円は、午後に入っても上値が重かった。ギリシャ政局やウクライナ情勢に対する警戒感もくすぶり続けているようで、欧州勢が本格的に参加し始める時間帯になるとドル円は水準を切り下げた。もっとも、118円を割り込むと買いが入っており、市場の雰囲気がことさら悪くなっているわけではなさそうだという。
今日はトヨタと三菱重工はしっかりで引けている。コマツだけが小幅な伸びに止まっているが、ここはちょっとバックグラウンドが異なるので、・・・。
日本ブログ村へ(↓)