6日の日経平均株価は、大きく下落、一時、買いが先行したが長くは続かず、先物に売りが出たのをきっかけに軟化し、前日比525円52銭安の1万6883円19銭と大幅に4営業日続落。全面安となり、下げ幅は昨年2月4日(610円66銭安)以来の大きさ。終値での1万7000円台割れは昨年12月17日(1万6819円73銭)以来約3週間ぶりとなる。東証1部の出来高は26億8841万株、売買代金は2兆5258億円。騰落銘柄数は値上がり69銘柄、値下がり1771銘柄、変わらず19銘柄。市場は、現物買いが薄く、先物売りに伴うインデックス売りで値幅が出た。ボラティリティ(変動率)が大きくなり、とりあえず週末9日のSQ(特別清算指数)算出や、米雇用統計を通過するまでは不安定な動きが続くだろう。と言う。
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、リスク回避姿勢が強まり、ドル売り・円買いが優勢な展開となったが、終盤は欧州勢などから買い戻しが入って下げ渋った。午後5時現在、1ドル=119円18~19銭と前日比1円19銭の大幅ドル安・円高だった。始まりは、119円台半ばで推移。東京株式市場の寄り付き直後は底堅さも見られたが、大幅安で始まった日経平均株価が一段安となったことで売りが強まった。午前中は下値では買いが入って底堅さも見られたが、反発力は弱かった。午後は再び売りが優勢となり、日経平均が大引けにかけて下げ幅を広げると、ドル円は119円を割った。昨年末の欧米市場で付けた直近安値を下回ったことで売りが強まり、午後4時前には118円60銭台まで押される場面もあったが、その後はやや買い戻された。株安自体がリスクオフムードを高め、さらなる株売りや円の買い戻しを誘っていると言う。昨年後半のドル高・円安により、投機のドルロングや円ショートが積み上がっており、いつ巻き戻しが起きてもおかしくないという状況だったこともあり、ドル円はほぼ終日売り優勢の展開となった。東京時間は一目均衡表の基準線付近でいったん切り返したが、ギリシャ情勢や原油相場の下げなどが一通り落ち着くまでは、不安定な動きが続くのではないかという。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに大幅な下落で引けている。中でもましだったのはトヨタだが、それでも2%の後半ほども値落ちしている。
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