29日の日経平均株価は、先物への売りなどで大きく下げたが、売りが一回りすると落ち着いて、前週末比89円12銭安の1万7729円84銭と反落して取引を終了した。ドル・円相場は1ドル=120円台前半と前週末の水準とほぼ変わらず。東証1部の出来高は19億3247万株、同売買代金は1兆7966億円。騰落銘柄数は値上がり1090銘柄、値下がり646銘柄、変わらず123銘柄だった。市場は、市場参加者が少なく先物の注文に厚みがないだけに、多少の売りで下げ幅が大きくなってしまう。下げ幅を縮小させていることから、格好の振るい落とし場面になったのではないかと言う。
 
 
29日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、手掛かり材料が乏しく、小動きで推移している。午後5時現在は1ドル=120円32~32銭と前週末比03銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、120円40銭台で推移した。日経平均株価がプラスで始まったことを眺め、仲値前後には120円60銭近辺まで上昇。午後はエボラ出血熱関連の報道を受けて株価がマイナスに転じたことなどからドル円も弱含みとなったが、その株価が大引けにかけて下げ幅を縮めたためドル円も下げ渋った。株価にらみの展開だったが、株価の振れ幅に比べドル円の値動きは小さく、終盤は早朝の水準近くに戻しており、総じて動意に乏しい一日だったという。海外勢はクリスマス休暇から戻ったとみられるが、目立った売買はみられず、あまり積極的にやりたくなかったのだろうとの見方が出ていたようだ。
 
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにそこそこの下落で引けている。年末で休みになっているが、銀行はまだ通常営業しているし、小売店などもここが稼ぎ時のようだ。経済界はまだまだ仕事納めとはいかないようだ。
 
 
 
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