26日の日経平均株価は、手掛かり材料がなく、もみ合い状態、先高期待で買いが入ると思えば、利益確定に押されて値を下げるなど一進一退で、前日比10円21銭高の1万7818円96銭と小幅ながら反発だった。最後は、上げ一服となったが、底堅さは維持し、12月期末配当落ち分(推定21円90銭)を即日で埋めた。東証1部の出来高は16億2069万株、売買代金は1兆3676億円。騰落銘柄数は値上がり1422銘柄、値下がり362銘柄、変わらず68銘柄。市場は、薄商いながら、配当落ち分を埋め、底堅い動きだ。基本的には先高期待の表れと言えよう。日銀のETF(上場投資信託)買いが入ったかもしれないが、先物買いに伴うインデックス買いがフォローになったと言う。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、取引参加者が少なく、手掛かり材料も乏しい中、終盤は120円台前半でこう着状態となった。午後5時現在、1ドル=120円29~30銭と前日比23銭のドル高・円安だった。ドル円は朝方やや買いが強まる場面があったが、調整売りなどに押されて伸び悩み、午前10時以降は120円20銭を挟んだごく狭いレンジ内での取引となった。東京市場では午前中に長期金利が過去最低を更新する0.3%まで低下したが、ドル円は前日同様、特段反応はなかった。午後も底堅さは保ちながらも上値は重く、横ばい圏で推移。ロンドンなど欧州の主要市場は26日も休みのため、終盤も目立った動きはなかった。海外投資家の多くは、週内は休暇モードだった上、国内にも手掛かりがなく、動意に乏しい一日だった。来週も市場参加者は少なそうで、投資家が本格的に動きだすのは、年が明けて新たな資金が入ってくる再来週からだろうと言う。
今日はしっかりと値を上げたトヨタ、小幅ながら上昇の三菱重工、小幅に値を下げたコマツ、今日は各社各様の株価模様だったようだ。
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