12日の日経平均株価は、売り物がちの市場は午後に入って先物買いを主導に値を上げたが、終盤に利益確定に押されて値を下げ、前日比114円18銭高の1万7371円58銭と4日ぶりに反発した。東証1部の出来高は31億644万株、売買代金は3兆6314億円。騰落銘柄数は値上がり786銘柄、値下がり934銘柄、変わらず129銘柄。市場は、報道通り自民党圧勝予想の衆院選結果なら何ら問題はない。来週は15日の日銀短観、16-17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)、18-19日の日銀金融政策決定会合などを重要イベントが目白押しであり、日柄調整の可能性もあるが、それを通過すれば、いよいよ年末高コースが期待できるのではないかと言う。
 
 
 
12日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、様子見ムードが広がる中で小幅な値動きとなった。午後5時現在、1ドル=118円77~77銭と前日比85銭のドル高・円安だった。午後に一時売りが強まって118円50銭前後まで押されたものの、その後は押し目買いや買い戻しが入って値を戻した。衆院選の投開票直前の金曜日とあって終盤にかけては様子見ムードから動きが鈍り、118円台後半でのもみ合いとなった。日米ともに株価がひとまず上昇に転じ、ドル円にも底堅さが見られるなど、週初からのリスク回避の動きはいったん落ち着いた様子があるが、依然、不安定さは残っているとも言う。衆院選については、予想通りに与党が勝利すれば、アベノミクス継続=ドル高・円安という初期反応になるのではないかと言うが、材料出尽くし感が広がる可能性もあり、きょうの時点で決め打ちはできなかったと言う見方もあるようだ。
 
 
 
今日のトヨタは小幅な上昇、ドル高の恩恵はあまりなかったようだ。三菱重工は小幅な下落、コマツはやはり小幅な上昇で引けている。
 
 
 
日本ブログ村へ(↓)