10日の日経平均株価は、円が強含むとともに利益確定売りが加わって大きく値を下げ、前日比400円80銭安の1万7412円58銭と大幅続落。終値での1万7500円台割れは11月28日(1万7459円85銭)以来8営業日ぶり。東証1部の出来高は25億4380万株、売買代金は2兆8514億円。騰落銘柄数は値上がり285銘柄、値下がり1473銘柄、変わらず90銘柄。市場は、週末にSQ(特別清算指数)算出を控え、オプションに絡んだ先物売りや、円買いを交えた債券先物買い・株価指数先物売りの動きが下げを拡大させたようだ。日経平均は取引時間中ベースで25日移動平均線に届き、目先調整が進んだ。外部環境が落ち着けば、あすはリバウンドの可能性が高いと言う。
 
 
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤も欧州勢から売りが出て軟調だった。午後5時現在は1ドル=119円08~08銭と前日比59銭のドル安・円高だった。
早朝のドル円は買い戻しが優勢で実需の買いも入って午前11時ごろには120円目前まで戻した。しかし、その後は売りが強まり、午後は日経平均株価が下げ幅を広げる中で一時119円を割った。上海株が午後大きく値を戻し、日経平均も大引けにかけて下げ渋ったため、ドル円もいったん119円台を回復したが、欧州勢が本格的に参加し始める時間帯になると再び売りが強まり、118円台に押される場面もあった。東京市場では119円近辺で底堅さを見せたものの、戻りを試すような強さはなく、終盤は不安定さが目立った。今夜の欧米市場でリスク回避的な動きが落ち着いたかどうか確認しないと、ドル円にも積極的な買いは入りにくいと言うが、ドルロングが積み上がった状態で年末が近づいており、別の市場関係者は、しばらく調整含みの展開になりやすいとみるようだ。
 
 
 
今日のトヨタは大きく下落して引けた。やはりドルが弱くなったのが痛かったようだ。三菱重工、コマツも大きく値を落としたが、下げ幅は三菱重工が最も小さかったようだ。それにしても最近の相場は買われ過ぎだろう。
 
 
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