9日の日経平均株価は、後半利益確定売りに押され、さらに円相場も上昇するなど、マイナス要因に押されて、前日比122円26銭安の1万7813円38銭と8営業日ぶりに反落。終値での1万7900円割れは4日(1万7887円21銭)以来3営業日ぶり。東証1部の出来高は21億3562万株、売買代金は2兆3740億円。騰落銘柄数は値上がり380銘柄、値下がり1378銘柄、変わらず90銘柄。市場は、円高が相場の重しになったうえに、12日にSQ(特別清算指数)算出を控え、225先物のロールオーバー(期近から期先への乗り換え)が遅れ気味であり、明日にも進まないようだと不安定要素になるかも知れないと言う。
 
9日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤も調整色が強く、1ドル=120円を割り込んだ。午後5時現在は119円67~67銭と前日比1円67銭の大幅ドル安・円高だった。始まりは、120円70銭前後で取引された。仲値前後は輸入企業などの買いや株価の底堅さなどを見た買いも入って、121円近辺まで戻したが、午後に入るとクロス円の売りをきっかけに売りが強まり、ストップロスを巻き込んで一気に120円台前半まで下落。120円10銭近辺でしばらくもみ合ったが、午後3時すぎから再び売りが強まりあっさり120円を割った。売り一巡後は買いも入ったが、午後5時前には一段安となった。120円を割り込んだことについては、上海株が午後に入って急速に下げたことがドル売りを誘ったのではないかという。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに大きく値を下げている。このところ、株価の上昇が著しいが、実力は1万7千円程度、あるいは1万6千円台ではないかと思う。この株高は何らかの意思が働いているように思う。
 
 
日本ブログ村へ(↓)