3日の日経平均株価は、後場より月から利益確定に押され、これに過熱気味の相場に対する警戒感も加わって、先物に売りが出るなど相場を押し下げ、前日比57円21銭高の1万7720円43銭と4営業日続伸し、3日連続で年初来高値を更新した。終値での1万7700円台は07年7月26日(1万7702円09銭)以来ほぼ7年4カ月ぶり。東証1部の出来高は25億1859万株、売買代金は2兆6886億円。騰落銘柄数は値上がり822銘柄、値下がり884銘柄、変わらず138銘柄。市場は、日経平均の日足は『マド』あけの上ヒゲ陰線となり、目先調整のサインになるかも知れない。円安は輸出企業にとってプラスだが、外国人投資家のなかには日本のマクロ経済を踏まえ、これ以上強気になれないとの声もあると言う。
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に入り伸び悩んだが、終盤は海外勢などの買いを受け、総じて底堅く推移している。午後5時現在は1ドル=119円21~23銭と前日比41銭のドル高・円安だった。始まりは、119円20~25銭前後で推移した。午前中は日経平均株価がじり高となる中で堅調に推移し、119円40銭前後まで上昇。午後は株価の上げ幅縮小を眺めてドル円も軟化したが、朝方の水準を大きく割り込むことなかった。株高を背景に午前中は120円を試しそうな勢いだったが、ECB理事会や米雇用統計の発表を控え、さすがに慎重さも出てきたようだ。とはいえ、FRB高官から米景気について楽観的な発言が出るなど、このところドル高シナリオには死角がない状況で、下げれば押し目買いが入りやすい。119円台半ばには比較的厚い売りが控えているとされるほか、120円に近づくとオプションに関連した売り圧力も強まると予想されるが、心理的な節目としても強く意識されており、一度は120円に乗せないと達成感は出ないのではないかと言う。
今日のトヨタはやや小幅ながらしっかりと値を上げている。三菱重工も小幅ながら値を上げた。コマツもしっかりで何時の間にか2,800円台をクリアしている。売ってしまおうか。
日本ブログ村へ(↓)