You tubeで大型二輪の教習を見ていると今やったらできるかなと思う。当時は本当にどうすればどうバイクが動くのかよく分からなくて悪戦苦闘していたが、最近はあのでかくて重たいCB1300スーパーボルドールをけっこう自由自在(自由自在と言うのはなかなか難しい表現だが、僕のレベルにおいてという意味で、・・)に乗り回している。
 
 
当時は一本橋やS字、クランクなどどうしてこんなことをするのかと思ったが、実際に公道に出て見ると確かに低速でバイクをバランスさせる場面は日常茶飯事登場する。そんな場面では、『ああ、こんな時のためだったんだ」とよく納得する。「低速を制する者はバイクを制する」などと言うが、確かにそのとおりかもしれない。
 
 
スラロームは結構得意だったのだが、検定で引っ掛けてからトラウマになった。今のバイクは教習車のCB750の2倍近い排気量があるCB1300、重さも40キロばかり重い。しかし教習車は乗りにくかった。ステアリングはぐりんぐりんと回って安定しないし、「馬力も重さも400とは別物でしょう」なんて言っていたが、CB400の方が軽快で出足も良かったように思えた。
 
 
今はNC750Sに変わっているそうだが、あのバイクはどんなものだろう。NC750とCB400が0-400で競争していたが、CB400の方が断然速かった。ホンダドリームのおにいさんは、「NCでは軽くて腕が上がらないだろうなあ」などと言っていたが、まあ、それでも200キロ以上もあるバイクを操れれば何とかなるのだろう。
 
 
当時はCB750は何と乗り難いバイクだろうかと思っていたが、CB1300スーパーボルドールに乗って見ると何とも挙動の自然な乗り易いバイクなのに驚いた。400Xも悪いバイクではないと思っていたが、400Xは乗り手が、「こっちに行くぞ」と動かしてやらないといけなかったのにCB1300スーパーボルドールは行きたい方向に顔を向けるだけで自然にすっと向きを変える。あの自然な挙動には驚いた。
 
 
今、教習所の教習コースを走ったらどうだろう。どうしてこんなところで手間取ったのかと思うくらいにすんなり走れそうな気もするし、当時のようにあちこちで難儀するのかもしれない。ただ、教習所で言われていたような走り方はすっかり忘れてしまったので文句ばかり言われるかもしれない。大体、あのでかいCB1300スーパーボルドールでスタンドを払ってから跨ったりしていたら立ちゴケばかりしてしまうだろう。教習所の走り方はそれ自体難しい。
 
 
イメージ 1
 
 
日本ブログ村へ(↓)