28日の日経平均株価は、前場から株価を伸ばし、後場も買いが先行したが、最後は売り買い交錯で、前日比211円35銭高の1万7459円85銭と3日ぶりに大幅反発。終値では、今月14日に付けた年初来高値1万7490円83銭に次ぐ水準となった。東証1部の出来高は23億2909万株、売買代金は2兆2815億円。騰落銘柄数は値上がり1390銘柄、値下がり345銘柄、変わらず104銘柄。市場は、前場は、円安と原油安が支援材料となったが、年金買い観測も流れ、後場はショートカバーを誘い、指数上昇につながった面がある。チャートは高値もちあいのなかで下値を切り上げており、上抜けしやすい形だ。ただ、オプションのプレーヤーにとっては、建て玉の関係で12月SQ算出までは余り動いてほしくないのではないかと言う。
 
 
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、上値の重さを受けた手じまい売りなどに押され、終盤は伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=118円22~24銭と前日比89銭のドル高・円安だった。始まりは、117円後半で推移した。OPEC総会での減産見送り決定を受けた資源国通貨売り・ドル買いや輸入企業の買いに支えられて午前中は堅調だった。午後も株高を背景に高値圏でのもみ合いがしばらく続いたが、118円30銭近辺では売り物に上値を抑えられた。午後のドル円の動きについては、118円台半ばに比較的まとまった売りがあったようだ。もともと28日は感謝祭明けで海外勢の参加が減っていたと思われる上、東京市場も休日前のため、午後は様子見姿勢も出やすかったとみられる。海外勢は、年末を意識してあまりリスクを取らなくなっていると言い、上値での売りを消化するほどの勢いは出なかった。
 
 
今日はトヨタと三菱重工は大幅高だったが、コマツだけが小幅な上昇で引けたようだ。
 
 
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