27日の日経平均株価は、円が強含んだことから値を崩し、一旦押し目買いで下げ止まったが、終盤にさらに下げて、前日比135円08銭安の1万7248円50銭と続落。東証1部の出来高は20億5701万株。売買代金は2兆1444億円。騰落銘柄数は値上がり414銘柄、値下がり1309銘柄、変わらず113銘柄。市場は、テクニカル面で過熱感があったので利益確定売りが先行し、為替の動きを受けて下げ幅を拡大した。上昇基調に変化はないが、売り買いともに材料がないことから、当面は、為替動向をにらみながら過熱感と先高期待がせめぎ合う流れが続きそうだと言う。
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、底堅さが見られたものの、新たな買い材料が乏しく、総じて軟調に推移している。午後5時現在は1ドル=117円33~35銭と前日比40銭のドル安・円高だった。始まりは、117円60銭台だったドル円は、小安く始まった日経平均株価を眺め軟化した。今週に入って広がったドルロング解消の動きが続いたほか、月末に伴う実需の売買もこの日は輸出企業の売りが優勢となり、徐々に下値を切り下げた。東京時間は日足の一目均衡表の転換線が位置する117円20銭台で踏みとどまったが、反発力は弱かった。例年、海外投資家の多くは感謝祭以降、クリスマスにかけて年末モードとなるため、新たなポジションを積み上げるより、着地点を意識した動きになりやすいという。国内でも、追加金融緩和の副作用をめぐる議論が目につくなど、日銀の金融政策についても、これまでのような緩和一方向の話にはなりにくくなっていると言い、ポジション調整の動きが出やすい状況だ。安倍首相が午後に街頭演説で、民主党は円安、円安と言うが、行き過ぎた円高で根っこから仕事がなくなったと発言したが、市場の反応は薄かったようだ。
今日のトヨタは小幅な下落、ドルが軟調のせいだろうか。今日はトヨタから中間配当を頂いた。株を持っているとこんなことが楽しみだ。三菱重工はやや大きく値を下げた。コマツは小幅な下落だった。
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