25日後場の日経平均株価は、円相場の下げ渋りなどで売りが先行して、前場の上げ幅を縮小、戻りも鈍く、前週末比50円11銭高の1万7407円62銭と3営業日続伸。終値での1万7400円台は、年初来高値を付けた今月14日(1万7490円83銭)以来6営業日ぶり。東証1部の出来高は27億1696万株、売買代金は2兆8860億円。騰落銘柄数は値上がり1090銘柄、値下がり624銘柄、変わらず121銘柄。市場は、後場は大きな動きはないが、1万7500円を前に上値を抑えられている。米国市場は27日が感謝祭で休場、28日は短縮取引で週後半に向けて海外投資家の売買も細ってくるとみられ、しばらくはもみ合いになるのではないかと言う。
 
25日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤も戻りが鈍く、一時売りが強まる場面があった。午後5時現在は1ドル=117円93~94銭と前週末比37銭のドル高・円安だった。始まりは、118円台半ばまで上昇したが、その後は調整売りなどに押されて伸び悩んだ。117円80銭前後まで押されると値頃感から国内機関投資家などの買いが入って底堅さを見せたが、118円台に乗せると上値が重くなった。午後4時ごろにはややまとまった売りが出て117円70銭前後まで値を下げるなど、終盤までさえない展開だった。朝方のドル売りについては、月末接近に伴う実需の売りも出たのだろうと言う。この先、米国市場は今週の感謝祭から徐々にクリスマス・年末モードになっていくので、休暇を前に手じまいを進める向きもあったとみられる。中長期のトレンドはドル高・円安との見方が依然大勢で、極端な調整を予想する向きは少ないが、勢いに任せたドル買いの動きは一旦終息したようだと言う。
 
 
今日のトヨタはドル堅調とあって大きく値を上げて引けている。三菱重工は小幅な上げ、コマツはどうしたことか大きく値を伸ばして株価を大きく上げた。
 
 
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