バイクに乗るようになって四つ輪とは次元の違う馬力荷重、トルク荷重の車両を手にした。400Xでも馬力荷重は4.2キロ、トルク荷重は51キロ、一四式スーパーボルドールは馬力荷重2.7キロ、トルク荷重は23.4キロ、その辺の四つ輪など問題ではないハイパワーだ。
 
 
しかし、400Xは最高速180キロほど(だろうと思う)、一四式スーパーボルドールは、良いところ220キロほどではないだろうか。一四式スーパーボルドールも最高馬力を7000回転ほどで絞り出すどちらかと言えば中低速重視のエンジンだからさほどの最高速は出ないだろう。
 
 
これまで体験した最高速は400Xで125キロ程度、一四式では140キロ程度、その時のエンジン回転数が、400Xでは6500回転ほど、一四式スーパーボルドールでは4000回転ほど、残すところは3000回転ほどなのでその程度かと思う。
 
 
もっともリミッターが付いているのでいずれも180キロ+で終わってしまうだろうが、・・。しかし加速力と言うと圧倒的で400Xでも煽ってきた四つ輪をあっという間に振り切ったし、一四式スーパーボルドールはもう言うまでもない。0-100で2.7秒と言う加速は半端じゃない。圧倒的に速いと言う感じがする。
 
 
ホンダのバイクは国内販売用のものは馬力は控えめで一番馬力のあるのがCBR1000RRで、それでも123馬力、1800ccも排気量があるゴールドウィングも117馬力、VFR1200が111馬力、CB1300は101馬力と他のメーカーが200馬力を誇る中、極めて控えめだ。
 
 
その分トルクは厚い。ゴールドウィングは17キロ、VFR1200は12.2キロ、CB1300は11.7キロ、力強い。多分、ホンダの哲学は一般市販車は最高速を狙わずにきびきびとした運動性と中低速での加速感で、速い」と感じるバイク作りをしているのだろう。
 
 
一四式スーパーボルドールは国内最速と言われるGSX1300RやZZR14などと、「よーい、どん」で競争すると100キロほどまでは大差はないそうだが、その先はどんどん離されて行くと言う。まあ、馬力が2倍もあるのだからそれも当然だろうし、エンジンの特性も違うようだ。
 
 
CB1300のエンジンも1万回転ほども回せば160馬力強くらいは出るのだろうが、サーキットでも走らない限りあまり必要はないだろう。高速や自動車専用道路に入る時に加速する時や追い越しで加速する時など胸のすくような加速をする。大体、60キロから120キロほどの間で加速が良ければ一般の用途には十分だろう。もう年なのでそんなに飛ばすこともないだろうし、人生最速の乗り物に十分満足している。
 
 
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