防衛省は21日、日本の周辺空域を監視する航空自衛隊の早期警戒機に、米国製の「E2D」を導入すると発表した。空自那覇基地(那覇市)に配備する方針で、中国軍機が活動を活発化させる東シナ海の防空体制を強化する。2015年度予算に関連経費を計上し、18年度からの運用開始を目指す。
E2Dは空自が保有する早期警戒機E2Cよりもレーダー能力が高く、戦闘機などの動きを速やかに把握できるという。既に米海軍が導入している。
昨年12月に決定した中期防衛力整備計画で18年度までに、早期警戒機または早期警戒管制機を4機整備するとしており、防衛省が機種を検討していた。そのほかの装備品の機種選定も行い、新型輸送機MV22オスプレイと無人偵察機グローバルホークの採用を正式決定した。
P1を使って早期警戒機を作ろうという話もあったようだが、さすがに4年では時間が足らないのだろうか。P1またはMRJを使って早期警戒機を新規に開発するというのも話としては面白いが、まあ多数を導入するわけではないので賢明な選択だろう。
日本ブログ村へ(↓)