10日の日経平均株価は、前場、後場ともに売りが先行して値を下げたが、日銀によるETF(上場投資信託)買いが意識されたようで、下げ幅を縮小し、前週末比99円85銭安の1万6780円53銭と反落して取引を終了。ドル・円相場は1ドル=114円台前半と前週末7日に比べ円高で推移した。東証1部の出来高は20億5387万株、同売買代金は2兆516億円。騰落銘柄数は値上がり939銘柄、値下がり781銘柄、変わらず113銘柄だった。市場は、日経平均株価などの株価指数は短期的な過熱感を解消するため、日柄調整となる可能性がある」(中堅証券)との見方があった。
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、前週までの急ピッチな上昇に対する調整売りが続き、1ドル=114円近辺で軟調に推移している。午後5時現在は114円02~02銭と前週末比1円24銭のドル安・円高だった。前週末の米国市場で雇用統計発表後にドル売り・円買いが強まった流れを引き継ぎ、東京市場は午前中から売りが優勢となった。五・十日で輸入業者によるドル買いは入りやすかったほか、先高感の強さから下値では押し目買いも入ったが、午後になっても調整的な動きは続き、午後5時前には売りが強まり114円を割り込んだようだ。
今日のトヨタは大きく値を落として引けている。ドルがさえないからだろうか。三菱重工、コマツも下落したが、トヨタほどの大幅な下落ではなかったようだ。
日本ブログ村へ(↓)