7日の日経平均株価は、前半に上げた株価を利益確定で消したが、円安が追い風となり、切り返したが最後はもみ合って、前日比87円90銭高の1万6880円38銭と反発。東証1部の出来高は24億8834万株、売買代金は2兆4764億円。騰落銘柄数は値上がり1111銘柄、値下がり617銘柄、変わらず105銘柄。市場は、円相場が1ドル=115円台半ばまで下げた割には、日経平均の戻りは鈍かった。米雇用統計を見極めたいとの空気もあるが、短期的な過熱感は否めず、調整が欲しいところだ。ただ、押し目買いは根強く、下値は限定されるだろうと言う。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計の発表を前に調整的な売りが出て上値が重くなっている。午後5時現在は1ドル=115円26~27銭と前日(午後5時、114円45~46銭)比81銭のドル高・円安だった。始まりは、115円20~30銭程度で取引された。午前中、閣僚から急速な円安をけん制する発言が出たことなどから、弱含む場面もあったが、115円を割り込むことはなかった。午前の下値の堅さを受け、午後は堅調に推移したが、前日の高値に近づくと頭が重くなり、終盤は115円10銭台まで押し戻された。この日の東京市場は、米雇用統計待ちと言った風情だった。前回(10月3日)の米雇用統計発表の際は、雇用者数の伸びが予想を大きく上回るなど強い数字にもかかわらず、発表に合わせたかのようにドル円はピークアウトし、その後105円台まで調整を強いられた。このため前月の記憶もあり、今回、雇用統計前に上値追いはためらわれたのかもしれないと言う。
今日のトヨタは小幅な上昇、三菱重工は逆に小幅な下落、コマツだけがしっかりだった。
日本ブログ村へ(↓)