31日の日経平均株価は、前場から買いが先行し、日銀が追加緩和を決定したことで円安が進み、さらに買いが入って、前日比755円56銭高の1万6413円76銭と3連騰。終値では07年11月2日(1万6517円48銭)以来7年ぶりの高値水準になる。上げ幅は08年10月30日(817円86銭高)以来、6年ぶりの大きさだった。東証1部の出来高は40億1278万株、売買代金は4兆1982億円。騰落銘柄数は値上がり1694銘柄、値下がり120銘柄、変わらず19銘柄。市場は、追加緩和がサプライズとなり、先物買い・インデックス買いの大波が起こった。あまりにも急激な上げで、来週の動きは判断しづらい。ただ、TOPIXはまだ年初来高値に届いておらず、TOPIXが先行していかないと全体を持ち上げるのは難しいのではないかと言う。
 
 
31日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の追加緩和を受けた円売り・ドル買いが終盤も続き、一段高となった。午後5時現在は1ドル=111円22~23銭と前日比2円05銭の大幅ドル高・円安だった。始まりは、109円30銭台で推移した。日経平均株価が3ケタの上昇となる中、ドル円も午前中はおおむねしっかりの展開。午後、日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、予想外の追加緩和が示されるとドル買いが急加速した。110円台に乗せてからも買いの勢いは続き、一時は111円50銭近辺まで上昇した。日銀の展望リポートで物価や成長率見通しが下方修正されることは想定されていたが、このタイミングでの追加緩和は多くの市場参加者にとって予想外で、反応が大きくなったようだ。FOMCを経て米国の早期利上げ観測が強まっていたところに、日銀が緩和をぶつけたため、日米の金融政策のコントラストが改めて鮮明になったと言う。もっとも、うがった見方をすれば、消費税再増税への配慮だろうと言う見方もあり、今回は緩和効果の持続性には疑問があるという。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに大幅高の大盤振る舞いだった。特に三菱重工が大きく上げているようだ。もっとも上げ幅の小さいのはコマツだったがそれでも大きな上げだった。
 
 
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