米国防総省は27日、最新鋭のステルス戦闘機「F35」について、43機分の契約をロッキード・マーチン社と結んだと発表した。
この中には、航空自衛隊に2017年3月までに納入される最初の4機が含まれており、空自のF35が本格生産に入ることになる。
米防衛大手ロッキード・マーチンは28日までに、最新鋭ステルス戦闘機F35の次期生産契約の内容で国防総省と原則合意したと発表した。
合意したのは、2016年から納入を始める第8次生産分の43機。17年3月末までに日本の航空自衛隊に引き渡す4機も含まれている。
ロッキード社によると、第8次生産分の機体の平均単価(エンジンを除く)は、従来より約3.6%下がる見通しという。
様々に取り沙汰されるF35だが、次期主力戦闘機に選定されたからには、今後20年間、日本の安全はこの戦闘機に委ねられることになる。当面の導入は米空軍が採用した「F35A」42機だが、F15の能力向上未改修機の分を含めると100機以上を導入することになるだろう。計画完成時には、航空自衛隊の戦力は、F35:100機、F15能力向上改修機100機、F2:80機の約280機だろうか。その頃にはF2の更新分として、国産戦闘機又は国際共同開発戦闘機がF15とF2を更新するのだろう。後期導入分のうち、1個飛行隊20機程度はF35Bを導入しておけば「ひゅうが」型、「いずも」型護衛艦との共同作戦も取れるので作戦の多様性が増すだろう。良い戦闘機になって日本の空をしっかりと守ってもらいたい。
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