28日の日経平均株価は、前場のもみ合いから徐々に買いが進み、下げ幅を縮小したが、終盤はもみ合う状況となり、前日比58円81銭安の1万5329円91銭と3営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は18億7442万株、売買代金は1兆6956億円。騰落銘柄数は値上がり639銘柄、値下がり1033銘柄、変わらず160銘柄。市場は、3日連続で下ヒゲ陰線となり、上値は重いが、下値も固い。ただ、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、商いは引き続き低水準であり、結果待ちの状況だと言う。
 
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、注目イベントを前に積極的な売買は見られず、終盤にかけても動意薄だった。午後5時現在は1ドル=107円82~84銭と前日比20銭のドル安・円高だった。ドル円は仲値前後に108円に迫ったが、日経平均株価が前引けにかけて下げ幅を拡大する中、ドル円の上値は重かった。午後は材料難でこう着状態となり、欧州勢が参加し始める時間帯になっても目立った動きはなかった。この日の東京市場は株価の値動き以外に特段材料はなく、その株価も大引けにかけて下げ渋っており、ドル円にとってもそれほどの売り材料にはならなかったと言う。FOMCや日銀の金融政策決定会合と展望リポートの公表などが控えており、これらのイベントで日米の金融政策の方向を見極めるまでは、様子見が続くようだ。
 
 
今日のトヨタは小幅な下落、ドル安を嫌気したのだろうか。三菱重工はやや大きく値を落としているが、コマツは小幅な下落で引けている。
 
 
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