20日の日経平均株価は、米国株高を受けて堅調に推移し、前週末比578円72銭高の1万5111円23銭と3日ぶりに大幅反発し、高値引けで取引を終了。このところ大きく値を下げていたので反発は当然だろう。小渕優子経済産業大臣と松島みどり法務大臣が相次いで辞任したが、相場への影響は限定的だった。東証1部の出来高は23億7962万株、同売買代金は2兆3186億円。騰落銘柄数は値上がり1802銘柄、値下がり21銘柄、変わらず10銘柄だった。市場は、海外ファンドの換金売りも日程的にとうげを越えたとみられ、売り圧力は弱まりそう。当面は、9日の安値1万5461円と10日の高値1万5345円との間にあいた『マド』を埋める動きが意識されそうと言う。
 
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、上値の重さが見られたことなどから、終盤は手じまい売りなどが出て急速に伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=107円06~07銭と前週末比64銭のドル高・円安だった。始まりは、107円台前半で推移し、反発して始まった日経平均株価が後場一段高となると、107円40銭近辺まで上昇した。しかし、同水準で頭打ちとなり終盤は売りに押され気味だった。日経平均が派手に上昇したのと対照的に、ドル円は上値の重い展開だった。市場関係者からは、110円を付けた後、買い下がるような形になって、ドルロングが思いのほか、たまっているのではないかと言う。株価は上昇したが、米金利の反発力は弱く、別の市場関係者は、まだはっきりリスクオンと言えるような状況にはなっていないとした上で、当面、106~108円あたりでのもみ合いが続くとの見方を示した。
 
 
今日のトヨタはおおぃくねを上げている。株価とドルが上げれば満点だろう。三菱重工とコマツもやはり大きく値を上げているが、このところの強硬のような下げから見ればこの程度は反発しても当然だろう。
 
 
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