8日の日経平均株価は、後半は円が伸び悩んだこともあって買い基調となり、値を戻したが、最後は再び売り基調となって、前日比187円85銭安の1万5595円98銭と大幅続落。終値での1万5600円台割れは9月1日(1万5476円60銭)以来の安値水準となる。東証1部の出来高は22億9255万株、売買代金は2兆1732億円。騰落銘柄数は値上がり326銘柄、値下がり1437銘柄、変わらず67銘柄。市場は、後場に入り、指値買い注文が増え、ごく目先的には底打ち感が出始めているようだ。ただ、終値で守った75日線を下回ってくるようだと次の下値めどとなる200日線が意識されると言う。
 
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、新たな買い材料がなく、頭の重い展開となっている。午後5時現在は1ドル=108円11~12銭と前日比39銭のドル安・円高だった。始まりは、107円80銭前後まで押されたドル円は、買い戻しや押し目買いに支えられて午前中は戻り歩調となった。ただ、108円台前半では上値の重さが見られた。午後は、日経平均が下げ渋る中、108円50銭台で頭打ちとなり、終盤は軟化した。本日のドル円相場について、市場は、ドイツの経済指標悪化やIMFによる世界経済見通し引き下げを受けたリスクオフの動きはいったん落ち着いたとみていた。ただ、ドルインデックスは短期的には調整局面にあり、戻りを試すには材料、エネルギーともに不足だったという。米国と欧州や日本との景況感や金融政策の違いから、ドルの先高感は根強いが、しばらくは107円台から110円程度でのレンジ内で推移するのかもしれないとの見方が出ているようだ。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに大きく値を下げて引けている。ややましなのは三菱重工だが、これも結構下げているようだ。
 
 
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