1日の日経平均株価は、後半は売り先行となってこれに円の下げ渋りなども加わり、最後は先物への売りに止めを刺されて、前日比91円27銭安の1万6082円25銭と続落。東証1部の出来高は22億717万株、売買代金は2兆1418億円。騰落銘柄数は値上がり570銘柄、値下がり1136銘柄、変わらず120銘柄。市場は、後場は先物売り・インデックス売りの影響が出た。午前中にワンタッチした1ドル=110円はチャート上のフシ目ではないが、とりあえず目先的な達成感が意識されたのかもしれない。いずれにしろ、為替以外に材料は見当たらず、全体的に中身は乏しいと言う。
 
 
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前中に1ドル=110円台に乗せたことによる達成感から午後はやや伸び悩み、終盤は109円台後半でもみ合った。午後5時現在は109円84~86銭と前日比44銭のドル高・円安だった。始まりは、109円60銭台で推移していたが、豪ドル売り・米ドル買いの影響や、仕掛け的なドル買い・円売りを背景に、午前11時すぎに一気に110円台まで上昇した。午後は上げ一服となったが、大きく下押されることはなかった。110円は、心理的にも意識されやすい節目で、一度は乗せないと気が済まない水準だったという。午後はイベントを控えた様子見姿勢などから動意薄だったが、欧米時間に米ISM製造業景況指数、ADP全米雇用報告など注目度の高い指標の発表が予定されており、指標を受けて海外でドル買いが再び強まれば、110円をもう一度試すような展開になるだろうと言う。
 
 
トヨタはどういうわけかそれなりに値を上げて引けたようだ。三菱重工とコマツはそれなりに値を落として引けている。
 
 
 
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