30日の日経平均株価は、後半に押し目買いの動きが続き、前半の下げ幅を縮小、最後は先物への買いで値を上げて、前日比137円12銭安の1万6173円52銭と反落。終値での1万6200円台割れは24日(1万6167円45銭)以来4営業日ぶり。東証1部の出来高は23億3895万株、売買代金は2兆2798億円。騰落銘柄数は値上がり357銘柄、値下がり1378銘柄、変わらず88銘柄。市場は、19日以降の1万6100円割れを下限とするレンジ内の動きであり、下値は押し目買いに支えられている。ただ、下向きになった5日移動平均線を下回ったことで、目先上値が重くなり、調整シグナルが出始めているようだと言う。
 
30日の東京外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計の発表など週後半のイベントを見極めようとする姿勢が広がる中で積極的な売買は見られず、終盤は1ドル=109円台前半でのもみ合いとなった。午後5時現在は109円40~41銭と前日比19銭のドル安・円高だった。始まりは、109円40銭前後で推移。仲値までは小幅な値動きだったが、その後は日経平均株価の下げと歩調を合わせて軟化し、午後は109円10銭台まで押される場面もあった。しかし、その後、押し目買いが入って下げ渋り、終盤は109円20~40銭近辺での動きとなった。香港のデモを受けてハンセン指数が大きく下落するなど、中国情勢は投資家心理の重しとなっていると言い、ドル円も110円を試すような雰囲気はなかった。ただ、前日のニューヨーク市場でも30日の東京市場でも109円近くまで押されると買いが入っており、下値は固まりつつあると言う。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに値を下げて引けている。下げ幅はトヨタが一番小さく、三菱重工が最も大きいようだ。
 
 
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