18日の日経平均株価は、円安の進行を受けて株価は上昇、午後はさらなる円安の進行で上げ幅を拡大し、前日比178円90銭高の1万6067円57銭と大幅反発。1月8日以来約8カ月半ぶりに終値ベースで1万6000円台を回復した。また、取引時間中には同日以来となる1万6100円台に乗せる場面もみられた。東証1部の出来高は22億5644万株。売買代金は2兆3822億円。売買代金は、SQ(特別清算指数)算出を除いて、6月20日以来約3カ月ぶりの高水準となった。騰落銘柄数は値上がり1290銘柄、値下がり423銘柄、変わらず115銘柄。市場は、FOMCを受けた市場のセンチメントの改善が顕著だ。日経平均がここまで戻したため、かなりの銘柄に戻り待ちの売りが出るとみられるが、売りをこなしながらボリュームを伴った上昇になると期待される。目先は堅調地合いが見込まれると言う。
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、日米の金利差拡大への思惑などを背景とした買いに支えられて108円台後半で推移したが、終盤は利益確定売りなどに押されて上げ一服となった。午後5時現在は1ドル=108円54~55銭と前日比1円28銭の大幅ドル高・円安だった。始まりは、108円50銭前後で推移。仲値にかけて一旦小緩んだが、その後は日経平均株価の上昇と歩調を合わせるようにじり高となり、午後には108円80銭台まで上昇した。しかし、同水準で上値の重さが見られると売りが出て伸び悩み、一時は切り返したものの、午後5時ごろにかけて再び売りが優勢となった。前日のFOMCについては、フォワードガイダンスの文言に変化はなかったため調整の動きになってもおかしくなかったが、ドル買いの勢いが強く、追随せざるを得なかったのだろうという。8月下旬以降のドルの上げ足の速さに対する警戒感は出ているが、110円に乗せるまで、勢いは止まらないのではないかと言う。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにいずれも大幅高だった。特に三菱重工は4%近くも株価を上げて引けている。
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