領土を守り抜くと言う意思を示すことが重要なことだ。

菅義偉（すが・よしひで）官房長官は１０日の記者会見で、尖閣諸島（沖縄県石垣市）国有化から１１日で丸２年になることに「尖閣諸島がわが国固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いがなく、現にわが国は有効に支配している。尖閣諸島をめぐって解決すべき領有権の問題は存在しない」と強調した。

菅氏は、尖閣諸島周辺海域で中国公船による領海侵犯が相次いでいることを踏まえ、「情勢は依然として予断を許さない状況にある。今後とも海域の警備は緊張感を持って、関係省庁が連携して情報収集に努め、警戒監視に万全を尽くす」と述べた。
 
 
実効支配しているという事実は極めて重い。これを失っては何を言ってみても領土は戻っては来ない。武力で取り返す以外にはないが、これはリスクが大きすぎる。現実に日本が実効支配しているのは尖閣諸島だけなのでこれだけは何とか守り切りたい。安倍内閣はそれなりに準備を始めているが、防衛の手段があるとないでは大違いだ。戦うのではなく戦いを招かないための軍備という考え方を理解すべきだろう。
 
 
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