9日の日経平均株価は、円安傾向に引っ張られて値を上げたが、その後戻り歩調となり最後は利益確定に押されたが、前日比44円04銭高の1万5749円15銭と続伸だった。東証1部の出来高は18億9690万株、売買代金は1兆7629億円。騰落銘柄数は値上がり660銘柄、値下がり1017銘柄、変わらず146銘柄。市場は、円安以外に材料がない。円安に見合うような指数寄与度の高い銘柄の反応も限定的だ。政策期待を背景に先高観はあるが、外国人買いが本格的に入ってこないと上には行きづらいのではないかと言う。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州勢参入を機に買いが強まり、1ドル=106円台前半で一段高となっている。午後5時現在は106円30~31銭と前日比1円18銭のドル高・円安だった。始まりは、106円前後で推移。午前9時前には買いが強まり、106円15銭前後まで値を上げたが、その後はじり安となり、仲値後は106円前後でもみ合った。正午前からは再び買われ、106円20~30銭前後に上昇した。東京時間は目立った材料はなかったものの、米サンフランシスコ連銀のリポートで米利上げの前倒し観測が高まったのを背景に、海外市場でドル買いが強まった流れを引き継いだ。午前中は利益確定売りに押されて106円を割る場面もあったが、ドルの先高感は強く、押し目買い意欲は旺盛と言い、底堅く推移したようだ。
今日のトヨタは小幅ながら固く値を上げている。三菱重工はもう少し堅調だった。この日はコマツが最も大きく値を上げたようだ。
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