政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備している米海兵隊の垂直離着陸輸送機「MV22オスプレイ」24機の定期整備拠点を、千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地に誘致する方針を固めた。

関係者によると、米側は今秋にも、定期整備を行う企業を決める国際入札を行う方針で、米軍機の整備で実績のある「日本飛行機」(横浜市)に参加するよう打診している。政府は今月中旬にも木更津駐屯地の格納庫の一部を民間企業に貸し出す公募を行い、定期整備の拠点として使ってもらうことを想定している。8月中旬、防衛省が非公式に木更津市の渡辺芳邦市長らに説明した。

米軍の国際入札には韓国企業も関心を示しており、格納庫の貸し出しは国際入札での日本企業の落札を優位に進める狙いがある。同省は来年度から陸上自衛隊が配備するオスプレイの整備拠点とすることも検討している。
 
 
つい最近まで蛇蝎のごとくに嫌われていたオスプレイも何時の間にか市民権を得たのだろうか。新しい概念の航空機だから実用化までにはいろいろと問題があっただろうが、今は立派に実用機として空を飛んでいる。陸自も導入するようだし、整備拠点が日本にあればいろいろと便利だろう。韓国も入札に参加するようだが、政治力学が働かない限り技術的には問題にならないだろう。F35の整備も日本が取れば日本の航空機業界も一息つけるだろう。
 
 
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