3日の日経平均株価は、前場の好地合いを受けて買いが先行、先物への買いが入ったことからさらに高値となったが、最後は過熱気味の相場に嫌気したのか、売りに押されて、前日比59円75銭高の1万5728円35銭と3日続伸。終値での1万5700円台は1月22日(1万5820円96銭)以来の高値水準となる。東証1部の出来高は24億8802万株、売買代金は2兆688億円。騰落銘柄数は値上がり918銘柄、値下がり753銘柄、変わらず149銘柄。市場からは、午後2時過ぎに急速に伸び悩み、時間的に閣僚名簿発表で材料出尽くしとの見方だが、これに呼応して円買い・株価指数先物売りの仕掛け的な動きが出たのではないか。戻り高値圏にあるだけに、さらなる円安のフォローがないと、強弱感が対立しやすい水準といえるとの声があったようだ。
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、閣僚人事発表に伴う売りに下落したものの、下値では買い戻しもみられ、1ドル=105円前後で下げ渋っている。午後5時現在、104円96~96銭と前日比では13銭のドル高・円安だった。始まりは、105円10銭前後で取引された。午前9時前に小幅続伸した後は伸び悩み、午前は105円10銭前後でもみ合った。後半再び買いが強まったが、閣僚人事発表に伴って調整売りが強まり、105円を割り込んだ。ただ、下がった水準では押し目買いが強いとされ、終盤は下げ渋る状態となった。前日からの上昇ペースが速く、閣僚人事の発表が調整売りの格好の機会となった格好だ。目先は105円前後でのもみ合いが見込まれるが、ドル円は上昇方向に動意付いており、105円50銭前後を改めて試すのではないかと言う。
今日のトヨタは小幅な伸びに止まったが、三つ日s重工は大幅高、コマツもしっかりの模様だったようだ。
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