26日の日経平均株価は、円相場が上げたことから売りが先行、その後しばらくもみ合ったが、先物に売りが入って一段安となり、前日比92円03銭安の1万5521円22銭と反落。手掛かり材料難に手控え気分が強く、引けにかけて安値圏で停滞商状となった。東証1部の出来高は18億2362万株、売買代金は1兆5319億円。騰落銘柄数は値上がり577銘柄、値下がり1102銘柄、変わらず139銘柄。市場では、円安一服に加え、ロシア、ウクライナ両首脳会談の結果を見極めたいとの空気もあり、閑散な状態だ。買い上がる材料は見当たらず、直近の『マド』(20日高値1万5492円88銭-21日安値1万5525円78銭)埋めに動くようなら、短期調整の可能性があろうと言う。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、上値が重かった。午後5時現在は1ドル=103円88~90銭と前日比23銭のドル安・円高だった。始まりは、104円00~05銭前後で推移。仲値にかけては実需の買いも入って強含んだが、買いが一巡すると売り優勢に転じ、正午すぎには103円70銭台まで押された。しかし、同水準では買いが入って下げ渋り、午後は103円80~90銭程度のレンジ内でのもみ合いが続いた。午後4時ごろ、やや買いが強まる場面があったが、勢いは続かなかった。前週後半からのドル円の上昇ペースが速かったため、今日は短期筋から利益確定売りが出たという。米金利が低水準で推移していたこともドルの重しとなった。ただ、米国と日欧との金融政策のスタンスの違いもあり、ドルは下には行きにくいようで、下値では押し目買いなどが入り底堅さは保ったようだ。
今日はトヨタが小幅な上昇、三菱重工はやや小幅な下落、コマツはもう少し上げてややしっかりと言うところだった。
日本ブログ村へ(↓)