21日の日経平均株価は、円安一服や中国経済指標の軟化でやや上げ渋ったが、最後は押し目買いに支えられ、前日比131円75銭高の1万5586円20銭と9日続伸した。9日続伸は13年12月17-30日以来。また、今月1日以来約3週間ぶりに、終値ベースで心理的なフシ目とされる1万5500円を回復した。東証1部の出来高は20億9495万株。売買代金は1兆7851億円。騰落銘柄数は値上がり1311銘柄、値下がり372銘柄、変わらず134銘柄。市場では、中国市場の軟調もあり後場は伸び悩むとみていたが、円安など外部環境の好転もあり、売らなくともよいとの見方があるようだ。明日は、米のジャクソンホールでイエレンFRB議長の講演が控えていることもあり、様子見ムードとなりそう。高値もみ合いと見ているようだ。
 
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に利益確定売りなどが出て上げ一服となった。午後5時現在、1ドル=103円82~83銭と前日比53銭のドル高・円安だった。日経平均株価が堅調に推移する中、仲値にかけ実需の買いに103円90銭台まで上昇した。ただ、104円を前にした水準では売りも出て上値を抑えられ、午後3時以降はやや弱含んだ。前日からの上げ足が速かったため短期筋からの利食いが出やすかった上、イエレンFRB議長の講演を控え、いったんポジションを落とす動きが出てくるタイミングとあって終盤に伸び悩んだ格好だが、朝方の水準は下回らずに底堅さを保ったようだ。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにしっかりと値を上げて引けている。3社が揃って値を上げるのは珍しい。
 
 
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