12日の日経平均株価は、後半の始まりに先物への売りが入って値を下げる場面があったが、その後浮上してプラス圏に切り返し、前日比30円79銭高の1万5161円31銭と小幅続伸だった。しかし、新規の手掛かり材料に乏しいうえ、明日発表の4-6月期GDP(国内総生産)速報値を見極めたいとの空気もあり、積極的な売買は手控えられた。東証1部の出来高は16億1823万株、売買代金は1兆6180億円。騰落銘柄数は値上がり1017銘柄、値下がり662銘柄、変わらず138銘柄。
 
 

12日の東京外国為替市場のドル円相場は新規材料を欠く中、小動きで推移している。午後5時現在、1ドル=102円27~28銭と前日比18銭のドル高・円安だった。始まりは、102円20銭前後で推移。日経平均株価の続伸や輸入業者のドル買いに支えられ、中盤前後には102円35銭近辺まで上昇した。その後、株価が伸び悩んだため、ドル円は総じて頭重い展開となった。前日の欧米の主要株価が上昇するなど、前週見られたリスク回避の動きが落ち着く中、ドル円は終日下値も堅かった。一方で、冷静に考えれば、地政学リスクの不透明さが解消されたわけではないとの見方もあり、一気にリスク許容度が高まる状況にはないようだ。夏休みシーズンで参加者が少ないことも、方向感の乏しさにつながったようだ。
 
 
今日のトヨタはかなりしっかりとした上昇で6千円台にあと一息まで盛り返した。三菱重工はごく小幅な下落、コマツは小幅な上昇だった。
 
 
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