4日の日経平均株価は、積極性に欠けた商いが目立ち、前週末比48円61銭安の1万5474円50銭と3日続落して取引を終了した。終値ベースで1万5500円を割り込むのは7月25日以来、1週間ぶり。騰落銘柄数は値上がり659銘柄、値下がり1005銘柄、変わらず153銘柄。市場は、発表される第1四半期決算がまずまずの内容で、国内的には売り要因は少ないなか、4日続落したあとのNYダウの動きをみたいとして、手控えムードが高まったようだと言う。
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、取引材料に乏しく、頭が重い展開となっている。午後5時現在、1ドル=102円57~59銭と前週末(午後5時、102円94~95銭)比37銭のドル安・円高だった。始まりは、102円50銭台で推移。前半は、いったん弱含む場面が見られたが、下値は堅く、102円60銭台まで上昇した。ただし、買いの勢いも続かず、102円70銭前後で頭打ちとなった。1日発表の7月の米雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想をやや下回ったが、労働参加率の上昇などもあり、米国の雇用情勢に対する見方を大きく変えるものではなかったという。ドル円の底堅さは継続しているもようだが、市場からは、103円台の滞空時間の短さが目立っていただけに、ドル安方向に仕掛ける動きが出やすいと警戒する向きもあるようだ。
今日はトヨタも三菱重工もコマツもすべて下落で引けている。最も下落の幅が小さかったのがコマツだった。
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