31日の日経平均株価は、前半は買いが先行したが加熱感から売りに押され始め、先物への売りも入って、前日比25円46銭安の1万5620円77銭と5営業日ぶりに反落した。東証1部の出来高は24億917万株。売買代金は2兆2051億円。騰落銘柄数は値上がり519銘柄、値下がり1166銘柄、変わらず132銘柄。市場は、30日まで4日続伸していたので、利益確定売りが出たのはやむを得ない。ただ、日経平均は1カ月続いた1万5000円-1万5500円のレンジを上抜けたあとも割り込むことがなく、レンジが切り上がっている。決算も支えとなっており、下押すことはないとみていると言う。
 
31日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、買いが強まり、しっかり。午後5時現在は1ドル=102円85~86銭と前日比69銭のドル高・円安だった。始まりは、102円80銭台で推移、前半は海外市場でのドル上昇に伴う利益確定売りなどに押され、弱含みの展開だった。後半は、しばらくもみ合いが続き、日経平均株価が大引けにかけて急速に値を消したため少し売りが強まる場面もあったが、終盤は買いが強まった。前日の米市場で一時103円台を付けたドル円だが、FOMC声明の公表後に早くも利益確定売りに伸び悩んでいた。今回のGDPだけで米金利がどんどん上昇していくというイメージは描けない。地政学的な問題なども残っているということで東京市場でもドルの上値を試すような展開にはなりにくかったようだ。ただし、日米の景気の勢いの違いが目立つ形になっていると言い、終盤、102円70銭台で下値の堅さが見られるとやや値を戻した。欧州勢が参加し始める時間帯になり、ドルが対ユーロで再び強含んだため、ドル円もそれになびいたとの指摘もあったようだ。
 
 
今日のトヨタは小幅安、逆に三菱重工はややしっかりだった。コマツはどういうわけか大きく値を下げて引けているようだ。
 
 
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