30日の日経平均株価は、売り買いが交錯して狭い範囲で株価が上下したが、前日比28円16銭高の1万5646円23銭と小幅に4営業日続伸だった。好業績銘柄に対する買い気は根強いものの、短期的な過熱感や、現地30日まで開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていることもあり、様子見気分が尾を引いた。東証1部の出来高は19億4398万株、売買代金は1兆8179億円。騰落銘柄数は値上がり701銘柄、値下がり948銘柄、変わらず166銘柄。市場からは、1月下旬の『マド』埋めならずで目先微調整、明日は第1四半期(14年4-6月)決算発表の第一次ピークで、米国では週末の7月雇用統計に向けてイベントが続き、見極めたいとのムードもあるようだ。
 
30日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、下値の堅さを好感した買いなどに支えられ、堅調だった。午後5時現在は1ドル=102円16~17銭と前日(午後5時、101円90~90銭)比26銭のドル高・円安だった。始まりは、米市場の水準を引き継ぎ102円10銭前後で推移。前半は弱含む場面もあったが、102円近辺で底堅さを見せた。一方で、102円10銭台で上値を抑えられた。後半も狭いレンジ内での推移がしばらく続いたが、午後3時ごろから買いが強まり、前日の欧米市場での高値を試す展開となった。米国のGDP統計やADP全米雇用報告などの発表前に様子見ムードが強く、日中は方向感に乏しい時間帯が長かった。終盤のドル上昇については、アジア時間帯に102円台を維持したことで、夕方から再び買われたのではないか。対ユーロでのドルの上昇に引っ張られた面もあるという。
 
 
今日のトヨタは小幅な上昇で引けた。反対に三菱重工は小幅な下落、コマツはこれまた最小限の上昇だった。
 
 
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