また週末が来てバイクと向き合う時間が来た。でも仕事や主夫業が忙しくて1日中乗り回しているほど時間がないのが残念なところだ。そんな訳で今日も午前中は職場に出て早めに仕事を引けてそのまま箱根に出かけた。
 
 
カンカン照りの真夏日で熱中症になりそうなくらい暑いので爽やかな山の晴天を期待したのだが、途中から雲行きが怪しくなり、芦ノ湖スカイラインに入るころには周囲はまるでミルクでも流したように真っ白けになって視程は良いところ10~20メートル、ポツンと光の点が見えるとあっという間に車が対向車線から飛び出してくる。そんな状況だった。
 
 
箱根では時々あることで珍しいと言うわけではないが、はるばる出かけてきた人には脅威だろう。こういう時はセンターラインを見ながらキープレフトを守って走ればいいのだが、初めての人には随分と怖いだろう。
 
 
突然出てきた料金所で金を払ってスカイラインに入るが、周囲は真っ白で何も見えない。芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインは箱根でも最も景色のいい道路で天気が良ければ本当にスカイラインなのだが、今日の天気では全く駄目だった。
 
 
景色はいいがこの道はカーブがかなりきついので見通しが効かないと運転は難しい。何が飛び出してくるか分からないのでカーブの手前では十分に速度を落として入って行く。
 
 
一四式スーパーボルドールはしっかりと路面をつかんでクルリクルリときれいのよく回る。バイクはくるくるよく回るが、見通しのきかない道をくるくる回っていると何だかおかしな気分になってくる。三国峠で一服するが、状況は変わらず、箱根スカイラインも全く同様、きついコーナーも全く見通しが効かないが、ブレーキングしながら頭を振るとあとはバイクが勝手に曲がってくれるような気がする。一四式スーパーボルドールと一緒ならどんな道でどんな状況でも怖くはない。本当に頼りになる奴だ。
 
 
結局霧が晴れたのは御殿場がかなり近くなったころだった。せっかく510円も通行料を払ったのに残念なことだった。収穫と言えばディアベルが低いV2の排気音をとどろかせて走って行ったことくらいだろうか。なかなか迫力のあるバイクだと思う。自宅に帰ると上着が塩を吹いていた。暑いなんてものじゃなかった。
 
 
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① 真っ白け
 
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② 全く見通しが効かない。
 
 
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③ 今日はダメだなあ。
 
 
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