24日後半は売りが先行し、先物への売りも出て下落に拍車がかかり、売り一巡後も戻りが鈍く、日経平均株価は前日比44円14銭安の1万5284円42銭と続落。終値での1万5300円台割れは18日(1万5215円71銭)以来、3日ぶり。主要企業の第1四半期(14年4-6月)決算の本格化を前に、手控え気分が尾を引いた。東証1部の出来高は19億5565万株、売買代金は1兆7935億円。騰落銘柄数は値上がり792銘柄、値下がり872銘柄、変わらず152銘柄。市場では、後場の下げは先物の仕掛け売りによるものとみられる。上値が重く、売りバイアスを掛けやすかった。ただ、基本的に6月下旬以降のレンジ相場に変わりはない。決算に絡んで個別で動きの良いものもあるが、指数を動かす材料は見当たらないと言う見方のようだ。
24日の東京外国為替市場のドル円相場は午後に入って伸び悩んだが、終盤まで底堅さは保った。午後5時現在、1ドル=101円44~45銭と前日比07銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、101円55銭前後で取引された。日経平均株価が小高く始まった上、HSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が1年半ぶりの高水準となったことも支援材料となり、午前中のドル円はしっかりの展開で、一時101円60銭前後まで上昇した。さらなる上値追いの材料はなく、正午ごろからはドル売りがやや優勢となったが、101円40銭近辺で踏みとどまり、終盤はもみ合いとなった。101円台前半では、引き続き押し目買いや買い戻しが入ってくるといい、地政学的リスクがくすぶる中でもドル円は直近レンジを割らずに推移している。ただ、今日も101円60銭台で頭を抑えられる形になっており、上値の重さも変わらなかったようだ。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに上げ幅は小さかったが堅く上げて引けたようだ。まあ、全体に下げているのだから良いことだろう。
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