14日の日経平均株価は、手掛かりのない中先物への買いで値を上げたが、その後手じまい売りに押し戻されて、前週末比132円78銭高の1万5296円82銭と、それでも6日ぶりに反発して取引を終了した。東証1部の出来高は19億2669万株、同売買代金は1兆5457億円にとどまり、盛り上がりに欠ける展開だった。騰落銘柄数は値上がり1361銘柄、値下がり358銘柄、変わらず96銘柄だった。市場は、5日続落していたことから、値ごろ感や自律反発狙いなどの買いが優勢となったようだ。ただ、今週は米国で決算や経済指標の発表などが続き、同国株式の動向を横目でみながらの状況となりそうだ。物色の中心は引き続き、個別のテーマ株となりそうだと言う。
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に欧州勢の買い戻しなどに支えられて小幅ながら上昇した。午後5時現在、1ドル=101円46~47銭と前週末(午後5時、101円36~36銭)比10銭のドル高・円安だった。ドル円は前半は、株価が小幅な値動きにとどまるなど手掛かりも少なかったことから101円30銭台を軸に狭いレンジ内でのもみ合いに終始した。後半はじり高となった日経平均株価を眺めてドル円も強含み、終盤には、ドル買い戻しの動きが強まって101円50銭近辺まで上昇した。ポルトガル大手銀の経営危機に対するリスクオフの円買いが前週末までに一巡し、今週は、どちらかと言えばドル買い・円売り方向に動きやすいのではないかと言う。ただ、きょう午後の日経平均の上昇を受けたドル円の戻りは鈍く、少なくとも日銀金融政策決定会合の結果や日銀総裁会見の内容を確認するまでは、大きく動きにくいのではないかと言う。
今日のトヨタは久々に上昇、三菱重工もしっかりだったようだ。コマツも小幅ながら値を上げて今日はめでたしだった。
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