11日の日経平均株価は、売りが先行したうえに円相場が強含んだことからさらに売りが広がり、押し目買いも届かず、前日比52円43銭安の1万5164円04銭と5日続落。終値での1万5200円台割れは6月30日(1万5162円10銭)以来、9営業日ぶり。25日移動平均線(1万5217円)を下回ったのは5月21日以来。今日の日経平均ミニ先物・オプション7月物のSQ(特別清算指数)確定値は1万5084円06銭。東証1部の出来高は21億2738万株、売買代金は1兆8489億円。騰落銘柄数は値上がり550銘柄、値下がり1140銘柄、変わらず125銘柄。
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に買い戻しが入り、下げ渋った。午後5時現在、1ドル=101円36~36銭と前日比15銭のドル安・円高だった。始まりは、101円25~30銭前後で推移。続落して始まった日経平均株価が下げ渋った上、中盤にかけては前日同様に実需の買いも見られ、101円40銭程度まで戻したが、勢いは続かなかった。午後は日経平均が再び下げ幅を広げたのと歩調を合わせるようにドル円も軟化した。終盤は、週末を前にしたポジション調整的な買い戻しも入りやや下げ渋ったが、戻りを試すような勢いはなかった。ポルトガルの銀行問題を背景としたリスクオフの流れを終日引きずるような形になり、上値が重かったと言う。
今日のトヨタはやはり下げた。6千円台を割り込んだ。三菱重工も大きく下げている。コマツはやや小幅だがこれも下げて引けた。
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