10日の日経平均株価は、米株高で小幅な上昇で始まったが、その後材料がないことや5月機械受注が冴えなかったことで下落し、前日比86円18銭安の1万5216円47銭と4日続落だった。その後は売り買いが交錯してもみ合ったが、終盤には先物に売りが入って安値引けした。東証1部の出来高は19億7386万株。売買代金は1兆6706億円。騰落銘柄数は値上がり260銘柄、値下がり1465銘柄、変わらず90銘柄。市場からは、後場に下げ幅を拡大したが、特に売り材料があってではない。明日は接近している25日移動平均線が意識され、これを割り込むと売りは止まって下値は堅いとみているが、上値を買う材料も見当たらない。方向感が出づらいと言う。
 
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤も新たな手掛かりはなく、101円台半ばで足踏み状態となっている。午後5時現在、1ドル=101円51~52銭と前日比14銭のドル安・円高だった。始まりは、前日の米市場でFOMC議事要旨公開後に長期金利が低下しドル円の上値を重くしたことからややドルが弱含みで推移。中盤にかけては五・十日による輸入企業のドル買いも入ったが、5月機械受注の予想外の弱さから日経平均株価がじり安となり、重しになったようで、101円50銭近辺まで押された。101円台半ばは実需の買いが入りやすく下値の底堅さを見せたが、株価が軟調に推移する中で戻りを試すのは難しく、後半は小幅な値動き。終盤再び軟化する気配も見られたが、すぐに戻り、明確な方向感は出なかった。この日も東京市場でのレンジは20銭弱にとどまった。最近の値動きを考えると、上にも下にも突っ込んだら負けということなのだろうという。
 
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにしっかりと値を下げて引けていた。残念ではあるが相場だからこういうこともあるだろう。
 
 
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