8日の日経平均株価は、一時、下げ渋りから価格が上昇してプラス圏に浮上したが、その後売られてマイナス圏に沈み、前日比65円03銭安の1万5314円41銭と続落。新規の手掛かり材料に乏しく、手控え気分が強まったようだ。東証1部の出来高は23億679万株、売買代金は1兆8565億円。騰落銘柄数は値上がり787銘柄、値下がり894銘柄、変わらず134銘柄。市場からは、下ヒゲが長めの日足陽線となり、押し目買いの根強さをうかがわせるが、一方で上値も重い。材料不足で、短期的にはまだ過熱感があり、このあたりで日柄調整が続くのではないかとの声が聞かれた。
 
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤、上値の重さが目立った。午後5時現在、1ドル=101円80~81銭と前日比24銭のドル安・円高だった。始まりは、101円80銭前後で推移。日経平均株価の下落と歩調を合わせるようにドル円も軟化して、一時101円60銭台まで押された。その後、日経平均が下げ渋ると持ち直したが、後半は101円85銭前後で頭打ちとなり、終盤はやや伸び悩んだ。101円台半ばでは輸入企業による買いも入り、ドル円は底堅さを見せたが、朝方の高値水準をはっきり抜け切れず、狭いレンジ内での動きに終始した。ここまでは米国株高がドル円を支えていた面があるが、その米国株には高値警戒感がくすぶっており、米国で決算発表が始まるのを前に様子見になりやすかったと言う。
 
 
今日のトヨタは続落で引けている。ドルが冴えないせいだろうか。三菱重工も小幅安、コマツも同様だった。
 
 
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