1日の日経平均株価は、前半から買いが先行し、円が弱含んだこともあって買いを支えて、前日比164円10銭高の1万5326円20銭と大幅続伸。終値での1万5300円台は6月26日(1万5308円49銭)以来、3営業日ぶり。買い一巡後は、利益確定売りに抑えられ、午後2時14分に1万5309円45銭(同147円35銭高)まで押し戻されたが、その後は根強い買いに支えられ、引けにかけて底堅さを保った。東証1部の出来高は23億9455万株、売買代金は2兆1031億円。騰落銘柄数は値上がり1295銘柄、値下がり409銘柄、変わらず111銘柄。市場からは、後場は上値は重いが、値保ちも良い方だ。前場の上昇は、先物主導のインデックス買いに映るが、指数寄与度の高い銘柄というよりも大型株、中型株、小型株の順で広範囲に買われ、年金買いが背後にある可能性があり、下は売りにくい。もっとも、米雇用統計など控え、買い上がる状況にもなく、目先はもみ合いになるのではないかと言う声が聞かれた。
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に様子見ムードとなり、上値が重くなっている。午後5時現在、1ドル=101円50~52銭と前日(午後5時、101円38~38銭)比12銭のドル高・円安だった。始まりは、1ドル=103円30銭近辺で推移。日経平均株価が寄り後上げ幅を広げたことが支援材料になったほか、中盤に輸入企業のドル買いも入り、正午ごろには101円50銭前後まで上昇した。しかし、後半は、株価の上げ一服でドル円は伸び悩んだ。株式市場の引け後は、101円40銭台でのもみ合いとなった。101円台後半に近づくとオプション絡みの売りなどが強まる上、101円50銭は200日移動平均線も近く、節目として意識されやすいという。一方で、101円割れが視野に入り始めると輸入企業のドル買いニーズも強いとされるようだ。
今日のトヨタは大幅高、道美し重工はさらに高値を記録して引けている。コマツだけが小幅な上昇だったようだ。
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