27日の日経平均株価は、円高と先物への売りに押されて下げ幅を拡大し、前日比213円49銭安の1万5095円00銭と大幅反落。終値での1万5100円台割れは17日(1万4975円97銭)以来、8営業日ぶりの安値水準となる。その後は、円伸び悩みもあって、買い戻しや押し目買いに下げ渋ったが、戻りは限定され、後半以降はポジション整理売りにさえない展開が続いた。東証1部の出来高は25億1184万株、売買代金は2兆985億円。騰落銘柄数は値上がり377銘柄、値下がり1335銘柄、変わらず103銘柄。市場からは、円高が影響した。もともと過熱感があり、ヘッジファンドが仕掛け売りに動き、短期筋が追随したのではないか。今回の押しは大きいが、25日移動平均線を前に踏みとどまり、想定内の調整といえる。ただ、同線を維持できるかどうか見極める意味でも、来週は為替動向がより重視されてくるだろうと言う。
27日の東京外国為替市場のドル円相場は午後に入り、安値圏でもみ合う展開となっている。午後5時現在、1ドル=101円42~43銭と前日比36銭のドル安・円高だった。始まりは、101円60銭台で推移。日経平均株価が反落する中で午前中は軟調な展開となった。日経平均が後場一段安となったため、後半は午後は101円30銭近辺まで下落した。終盤もドル円は売りに押され気味の状況が続いた。週末を迎え、午後は利益確定のドル買い・円売りも一部で見られたようだが、米金利が時間外でも軟化気味だったため、今夜の欧米市場でのリスク回避的な展開への警戒感が強く、ドルの反発力は弱かったと言う。
今日のトヨタはしっかりと上昇、必携平均が大幅下落の中、どうしたことだろう。三菱重工は小幅な下落、コマツは小幅な上昇だった。
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