23日の日経平均株価は、手掛かり難の中、狭い範囲でのもみ合い相場となり、前週末比19円86銭高の1万5369円28銭と小反発した。東証1部の出来高は19億6016万株、同売買代金は1兆8216億円だった。騰落銘柄数は値上がり929銘柄、値下がり715銘柄、変わらず171銘柄。市場からは、25日騰落レシオが過熱を警戒するゾーンに入っているものの、信託銀行や外国投資家の買いが支えるなか、短期的な利益を狙った個人投資家の売買が中心となりそうだと言う。
 
 
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤、この日の安値圏でのもみ合いとなっている。午後5時現在、1ドル=101円87~87銭と前週末比05銭のドル安・円高だった。始まりは、102円05~10銭前後で推移し、日経平均株価が上昇して始まる中、強含む場面もあった。しかし、HSBC中国製造業PMI発表後に豪ドル買い・米ドル売りが強まると、軟化した。後半は、日経平均が一時マイナス圏に沈むなどさえなかったためドル円は売りに押され気味となった。日経平均が大引けにかけて下げ渋ったことはドル円の下値を支えたが、積極的な買い材料はなく、終盤も弱含みの展開が続いた。日米の株価が高値警戒感を抱えながらも上昇基調を維持しているのに対し、ドル円はこのところ102円近辺での足踏み状態。株高が依然ドル円の支えにはなっているが、株と為替の連動性は以前より低下しており、ドル円の方向感の乏しさが目立っているという。相場のリズムから言えば、こう着状態が長く続くと、どこかで反動が出て荒れることが多いといった声も聞かれるが、イラク情勢など地政学的リスクを警戒した動きはいったん落ち着くなど、動く材料が思いつかない状況。当面はポジション調整的な動きで行ったり来たりを続けるしかないだろうと言う。
 
 
トヨタはドルが冴えなかったせいか、かなり値を落としている。逆に三菱重工とコマツはしっかりと値を上げている。
 
 
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