12日の日経平均株価は、前場後半からの下げ幅縮小の流れを引き継いで値を戻したが、材料がないことが影響してもみ合い、前日比95円95銭安の1万4973円53銭と反落し、2日ぶりに1万5000円を割れた。東証1部の出来高は21億459万株。売買代金は1兆8596億円。騰落銘柄数は値上がり672銘柄、値下がり994銘柄、変わらず147銘柄。市場からは、日経平均は95円安となったが、ファーストリテとファナックの2銘柄で42円引き下げており、全体としては底堅いと感じている。明日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表される。何もないとの見方が多いが、結果を確認するまでは動きづらいと言う。
 
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤も1ドル=102円台前半で小動き。午後5時現在、1ドル=102円06~08銭と前日比22銭のドル安・円高だった。始まりは、102円を挟んだ動きとなった。日経平均株価が反落して始まるとドル円もやや弱含んだが、株価が下げ渋ると買い戻され、下値は限定的だった。後半も小幅なレンジ内でのもみ合いが続き、終盤も目立った動きは出ていない。東京市場では株安以外に特段材料がなく、その株価も底堅さを見せたため、ドル円は小幅な値動きとなった。また、市場関係者からは、このところ、株価へのドル円の反応が鈍くなっているという声も聞かれた。今月は国内では成長戦略が出るほか、今週後半から来週にかけては日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会と日米で金融政策関連のイベントが続くため、株価が動いたからといって、大きく仕掛けにくいタイミングだという。
 
 
今日のトヨタは小幅な伸びだった。三菱重工はしっかりと値を上げているがフランスのエネルギー参照買収話が材料となっているのだろうか。コマツは小幅な下落で引けたようだ。
 
 
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