11日の日経平均株価は、売りが先行していたようだが後半は買いが先行し始め、終盤には先物へ買いが入って引き締まり、前日比74円68銭高の1万5069円48銭と反発。終値での1万5000円台は9日以来、2日ぶり。東証1部の出来高は17億8724万株、売買代金は1兆6308億円。騰落銘柄数は値上がり1267銘柄、値下がり400銘柄、変わらず145銘柄。市場からは、円が対ドルで一時上げに転じた割には、粘り強い。最近は、米国株高の影響を大きく受けており、NYダウに続いてナスダック総合指数が高値を取りに行くまでは底堅いのではないか。ただ、国内材料は乏しく、利益確定売りも出やすく、当面は1万5000円を挟んでの動きになるとみているようだ。
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、手掛かり材料の乏しい中、1ドル=102円台前半での小動きに終始した。午後5時現在、102円28~28銭と前日比04銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、ドル円は102円30銭前後で推移。日経平均株価が小幅高で寄り付き、上げ幅を拡大するとドル円も102円40銭近辺に強含んだが、株価の上昇が一服すると102円30銭台を中心とした狭いレンジでもみ合った。後半には、株価の伸び悩みやユーロ円の弱含みを背景に102円20銭前後まで下落したが、その後はユーロの下げ渋りなどで102円30銭前後に値を戻した。前日の米国で株価や長期金利が上昇し、日経平均株価も1万5000円台を回復するなど堅調だったが、その割にはドル買い・円売りが進まなかったようで、どうも、市場の注目がユーロに集まっており、ドル円への関心が薄まっているためのようだ。
今日のトヨタはしっかりと値を上げて引けた。三菱重工は大きく値を上げている。コマツは小幅ながら株価は上昇しているようだ。
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